ブックメーカーの歴史

地球儀

ブックメーカーの歴史は長く、1875年にイギリスのロンドン北東部にあるニューマーケット競馬場で、ハリー・オグデン氏がレースで賭けをしたのが始まりです。
競馬の歴史に適さないとして公認の事業ではありませんでしたが、1963年に賭博及び宝くじ法という法案がイギリス議会を通過したことで、政府の条件をクリアすれば正式にブックメーカーを運営することが許されました。

政府のライセンスを持つようになると、スポーツギャンブルだけでなく、選挙で誰が当選するかなど賭けの対象が広がりました。1990年代になるとインターネットの普及で、ブックメーカーをオンラインで楽しめるようになり、世界中のファンが集まるようになります。

タックスヘイブンの国や地域に拠点を置くため、政府は対抗措置として各国の主催者に払い戻し率の向上を求めています。2000年以降はクレジットカードによる決済など賭ける側にもメリットがあるので、人気を集めています。